2009年 悪魔の命式 婚活詐欺・木嶋佳苗容疑者

皆さんお元気ですか?超お久し振りです(笑)前回の更新が10月12日なので、1か月近く間隔が開いてしまいました。
公私ともに「多事多端(たじたたん)」だったものですから、体調を気遣って下さった愛読者の、「のり」さん、有難うございました。
休む暇が無くとも、体は元気です(笑)この御時世、「気力」だけが、最後の頼みの綱ですから。
また、更新が無くとも、「伏見さん、今日は更新してるかな?」と日々チェックして下さった愛読者の皆様、本当に有難うございます。
これからも、なるべく間隔を開けないで更新するよう頑張りますので、今後とも、ご愛読お願いいたします。
さて、数日前から、「そろそろ、更新しないとやばいな~でも、ノリピーも押尾もネタ的に古いし、手垢が付いちゃってるしな~」と思案しているところに、先ほどの「のり」さんから、木嶋についての、生年月日まで調べてのリクエストが有りました。
TVニュースでも、当初は「ある女」で繰り返し報道されるようになり、雑誌、週刊誌は、ついに実名報道に切り替えました。
木嶋の容疑については、連日のワイドショー報道で、良くご存知だと思いますが、彼女の登場で、8月から、もううんざりするほど繰り返し報道された、ノリピーや押尾学は、ブログ検索のキーワードから、ほぼ駆逐されてしまいました(笑)
首都圏連続不審死事件
2007年(平成19年)から2009年(平成21年)にかけて発生した連続不審死事件。
さいたま地方裁判所における事件番号は「平成21年(わ)第1809号等(詐欺、詐欺未遂、窃盗、殺人)」。
婚活(結婚活動)を利用した事件であることから、「婚活殺人事件」、「婚活大量殺人事件」、「婚活連続殺人事件」などとも呼ばれている。
不審死
松戸市の70歳男性不審死事件
2007年8月、千葉県松戸市の自営業の男性(当時70歳)が自宅の風呂場で死亡。死因不明。
木嶋に貢いだ金額は約7400万円。
青梅市の53歳男性A不審死事件(起訴事案)
2009年1月30日から1月31日に東京都青梅市の会社員男性A(当時53歳)が死亡し、2月4日に発見。死因は一酸化炭素中毒死。
死亡直前にAの銀行口座から木嶋の銀行口座に計1700万円を振り込まれていた。
野田市の80歳男性B不審死事件(起訴事案)
同年5月15日に千葉県野田市の男性B(当時80歳)が自宅で死亡。
B宅から出火して全焼。遺体近くの和室に練炭数個が置かれており、死因は一酸化炭素中毒死。
Bの父は著名な画家であり、木嶋はBの家の絵を盗んで高価な値段で売っていたが、Bは父の絵が無くなったことについて木嶋を疑わず、親族を疑っていた。死亡直後に、木嶋はBの銀行口座から約190万円を引き出した。
千代田区の41歳男性C不審死事件(起訴事案)
同年8月6日に東京都千代田区の会社員男性C(当時41歳)が埼玉県富士見市の駐車場にとめたレンタカー内で死亡。死因は一酸化炭素中毒死。
木嶋はCに対して結婚する気があると装って、約470万円を受け取っていた。
その他
死亡日が不明だが、2件の男性(関東地方在住)の不審死がある。
詐欺、詐欺未遂、窃盗
静岡県の40代男性(詐欺罪)
2008年9月から12月にかけて、合計130万円をだまし取ったとして。
長野県の50代男性(詐欺罪)
同年10月から12月にかけて、約190万円をだまし取ったとして。
静岡県の40代男性(窃盗罪)
木嶋とホテルで就寝中の2009年1月10日から翌日ごろに、財布から5万円を盗んだとして。
50代男性(詐欺未遂罪)
同年7月中旬から下旬にかけて百数十万円をだまし取ろうとしたとして。
東京都の41歳男性(詐欺罪)
同年7月24日に四百数十万円をだまし取ったとして。
長野県の50代後半男性(詐欺未遂罪)
同年8月に約140万をだまし取ろうとしたとして。
埼玉県の30代後半男性(詐欺未遂罪)
同年8月から9月にかけて約70万円を取ろうとしたとして。
以上
それほど、凄い女です、ある意味「【ロス疑惑】の三浦和義」以来のトリックスター、アンチ・ヒロインです。
押尾学は、先日の判決で、懲役1年6カ月&【執行猶予5年】を言い渡されました。
【執行猶予5年】何て、実刑とほぼ同じですよ(笑)
押尾が狙っていた「暴露本」執筆も木嶋の「話題力」に押しのけられて、奴の目論む「復活の布石」とはならないでしょう。
木嶋のやらかした悪事のスケールに比べれば、押尾と言う男のチンピラ加減が比較するのもアホらしいぐらいです。
その木嶋の命式ですが、鑑定して解析した結果、私が辿り着いた結論は「悪魔の命式」です。
それでは、命式を見てみましょう。
四柱推命鑑定 命式 木嶋佳苗容疑者(34歳)

【特記事項】戌亥空亡だが、月柱に亥があるので、月柱が空亡している。
【総合所見】
① 実名を隠して、命式だけ見れば、「大成功者」の命式
② 月柱の空亡は「大どんでん返し」で消える。
③ 自分に災厄が降りかかる時に、関係者を不審死に導く【悪魔の命式】
① と②については、年柱に月徳貴人が2個も有ります。
【特記事項】に月柱が空亡していると書きました。しかし、年柱の寅と月柱の亥が支合を形成します。空亡している柱と他の柱が支合する場合【空亡填実(くうぼうてんじつ)】と言って、その空亡は無かったことになります。クレヨンしんちゃんの作者の臼井儀人氏の所で説明しましたから、後で読んでおいて下さい。
この実にラッキーな【空亡填実(くうぼうてんじつ)】により、月柱の十二運の建禄が復活してきますから、木嶋の命式は身旺の禄格で、非常に強い命式になります。
仕事運(婚活詐欺?)に恵まれます。
建禄の隣の比肩もK・Yでは無くなります。まあK・Yでは詐欺師なんてできませんけどね(笑)
月柱の天徳貴人も復活します。
従って、天徳貴人+月徳貴人(2個)で、天乙貴人(=天徳貴人+月徳貴人)1個、月徳貴人1個が有ることになります。
これは、「スーパーセレブ」並みですな(笑)
実際、木嶋は「婚活詐欺業」で、数人の男性から何と1億円以上もだまし取って、高級賃貸マンションに住み、ベンツを2台も買い替えているのです。
衣食住と享楽の星の食神が2個も有ります。
これが、一般読者様の鑑定依頼だと「あなたは、肉付きが良くて巨乳でしょう?」と、突っ込む所ですが、木嶋は実際に、顔はともかくとして、全体にふくよかな体型で豊乳だったようです(笑)
「殺人レシピ」と恐れられた木嶋のブログ(現在閉鎖中)のタイトルも「かなえキッチン」でした。
セレブにあこがれ、虚栄とグルメには相当なこだわりを持っていました。
毒舌性の星の傷官が有りますが、日柱の偏印と干合して、毒舌性は消えます。
偏印も干合することにより、解毒されて偏印倒食の危険性は無くなります。
それどころか、印綬に限りなく近づくので、「仕事運&成功の星」により、木嶋の目論むことは、良い事であれ、悪事であれ、実現する可能性が高くなります。これが、【悪魔の命式】の第一の要因です。
年柱の寅と日柱の申が「冲(ちゅう)」と「刑(けい)」を形成します。「色情の争い」の暗示です。独身で小金を持つ中年から老人までを「結婚」をちらつかせながら、巧みに、心も体もがんじがらめにしてしまいます。
週刊誌には「この顔で結婚詐欺」と書かれていましたが、木嶋は、それこそ体を張って「婚活詐欺」を行っていたようです。
老人にはしもの世話から、求められれば「性的要求」にも応じていたようです。不審死をした多くの男性が、木嶋を信じ込んで、キャッシュカードを渡していたのもうなづけます。しかし、金は十分に引き出して、騙している相手が、自分の虚言に気付き始めたら、躊躇無く「練炭&睡眠導
入剤」等々で、不審死に追い込んでいます。
月柱の乙と日柱の庚が干合しています。
「金化(きんか)する」「仁義の合」で、女性も肝が据わって決断力に富んでいます。埼玉県警は、木嶋に「20日間の行動確認」を行ったそうです。
この行動確認は、対象者に気づかれないように、こっそり尾行するものではなく、敢えて、木嶋に気づかれるように、電車の隣の席に座って「良い天気ですな~今日はどちらにお出かけですか?」などと話しかけたりするそうです。それでも、木嶋は全く動揺を見せなかったそうです。埼玉県警は「容疑者完全否認のまま起訴」を覚悟しているようです。
木嶋は「頭の切れる」本当に悪魔のような女です。取り調べに対して「騙される方が悪いんだ」とうそぶいて、詐欺容疑は認めているようです。
しかし、今年5月の野田市のAさんの自宅が全焼、焼死した件や、練炭&睡眠導入剤を用いた殺人については、頑として口を割らないそうです。法律の知識も有る程度あるのでしょう。詐欺罪では死刑は無いが、放火殺人だと一気に量刑が上がって「死刑」も視野に入るからです。
③ については年柱と日柱に、災厄を招く【血刃&駅馬】のペアが2組も有ります。
これは、かつて、「霊障」に苦しまれた愛読者様の「ゴッホ」さんの所で解説しました。あとで、「ゴッホ」さんの所を読んでおいて下さい。
本来は本人が災厄を被るはずなのですが、木嶋の場合は、運気にこのペアが巡ってくる時は、必ず交際中の男性が不審死しています。
先ず、2007年3月、千葉県松戸市のリサイクルショップ経営のF(当時70歳)さんが、口から泡を吹いて死亡しているのが発見されました。
2007年は丁亥の年で、亥ですから、木嶋の年運は血刃と劫殺です。死亡直前にFさんは、弁護士に「あいつに渡した金を取り戻したい」と相談していたそうですから、危険を察知した木嶋が先手を打って、不審死に見せかけて、F氏の口を封じたのでしょう。
「口から泡を吹いた状態で死ぬ」のは腹上死が考えられますから、SEXの前に巧妙にバイアグラを増量して呑ませたのかもしれません。木嶋は、ネットで練炭だけではなく、精力剤も購入していたようです。
今年の8月6日に、会社員のO氏がレンタカー内部で練炭による一酸化炭素中毒で不審死しました。
8月は申の月ですから、木嶋の月運に【血刃&駅馬】のペアが巡ってきています。「O氏とは喧嘩別れした」と言っているようなので、金を引き出すだけ引き出した後に、ばれそうになって、決断したのでしょう。
本来ならば、自業自得で自分が被るべき災厄を、事前に察知して、不要になった金づるを始末する、これが、私が【悪魔の命式】と断じた根拠です。
木嶋には、ピンチを逃れる暗禄が有ります。初犯のF氏の時に、野放しにした当局の不手際も有りますが、三浦和義同様、暗禄の力で、今まで2年余りも逃げ切ってきたのでしょう。後で、三浦和義の所を読んでおいて下さい。
殺すか殺されるかの凄味の星の劫殺と冷酷な星の亡神があります。もう説明するまでも無いでしょう。
宿曜占星術
木嶋の二十八宿は畢宿(ひつしゅく)です。
基本的に平和主義者の星ですから、被害者の口を封じるのに、「血を見ない」方法を選んだのでしょう。
被害者の方々のご冥福をお祈りします。
追記
2017年05月10日 木嶋佳苗被告の死刑が確定 最高裁が申し立て棄却