四柱推命占い鑑定
日柱の十二運が「絶」の人は「変人」「天才」もいる
冬季五輪の話題には欠かせない人物を「その性格」を詳しく解説したいと思います。

その人たちの共通項は、命式の日柱の十二運が「絶」の人で、性格分類が「感覚型」の人です。
その前に、十二運の「絶」について解説しましょう。
十二運のピークは帝旺です。会社組織に例えると、
・帝旺・・・代表権を持った実力社長、但し、後はピークですから、下っていくだけです。
・衰・・・・代表権のない相談役
・病・・・・病気にかかっちゃいました。
・死・・・・老衰でなくなりました。
・墓・・・・お墓に納骨します。
・絶・・・・「魂魄(こんぱく)」となり、輪廻転生で、再生を待ちます。従って最弱の十二運です。
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★絶を導く、干支は4種類です。

甲申、乙酉、庚寅、辛卯です。それぞれの干支の意味を考えると
・甲申(きのえさる)
申は、五行の元素だと「金」で「金属、刃物の意味」で、大きな鉈(なた)を象徴します。
甲は大木ですから、地面に、刃を上向きにした鉈の上に、杉の丸太が、載っている形で、丸太は、自分の重みで、自然に切られていくでしょう。
・乙酉(きのととり)
乙は、草花の意味です。酉は金属で、ナイフ、包丁、小刀類です。
畑から収穫された、野菜が茹でられて、包丁の上向きの葉の上にのせられているイメージです。
・庚寅(かのえとら)
庚は、大木を切り倒す、大ナタもしくはチェンソーです。寅は、五行の元素が「木」なので、杉の大木から作った丸太です。
その丸太の上に、大ナタが上から突き刺さっているイメージです。
・辛卯(かのとう)
辛は、小刀類、包丁やナイフです。卯は五行の元素によると「木」で、草花や、野菜類です。
収穫され、茹でられた野菜の上に、包丁が刺さっているイメージです。
≪4タイプとも、自らが切り刻められる「絶体絶命」の状況です。≫
従って、「絶体絶命の状況」から、「活路」を見出すべく、「天才的な力や能力」を生み出します。

≪絶=感覚型の性格≫
・「理詰め」ではなく「直感」で物事を決めるが、外れることは少ない。それが、仕事の素早さにつながる。
・経営者になると、「社長室」から出て、「現場」を視察し、そこでたくさんの「問題点」を指摘する。
・「人の長話」を聞くのは嫌だが、自分は「長話」をする。飽きっぽいところがある。
・「長幼の序」を重んじるので、この上司の前では、リラックスしてはいけない。
・過去を振り返らない、「竹を割ったような性格」なので、「後腐れ」や、「根に持つ」人は少ない。\
・混ぜご飯、炒飯などが好きな人が多い。
・連絡を忘れる。子供時代の、このタイプの人は、三輪車でA君の家に遊びに行って、そのまま、連絡せずB君の家に遊びに行く
・この時、連絡することを忘れるので、居場所を探すには、三輪車を探すしかない。
・自分が、「察しがよい」ので、「察しの悪い人」を嫌う。
それでは、著名人を挙げていきましょう。
≪財界人編≫
石田退三・・・・辛卯―絶

元トヨタ社長及び会長、「トヨタ中興の祖」と言われる。「乾いた雑巾を絞る」というトヨタの伝統的な「コストダウン方針」
は、この人が、自らやって見せて、定着させた。
社長会長時代も、関係会社の「ギョウセキチェック」で、現場を視察し、ほんのわずかな時間で懸案事項解決のポイントを示し、関係会社役員達を驚愕させた。
五島昇・・・・・庚寅―絶

元東急電鉄社長、会長、日本商工会議所会頭
堤康次郎の宿敵、五島慶太の長男。
「現場での鋭い判断力」・・・東急線の新設駅の建設予定地に立つと、必ず、繁盛する側の土地を買って、常にピタリと当てていたという。
≪科学者編≫
ジョン・フォン・ノイマン・・・・庚寅―絶

ハンガリー出身のアメリカ合衆国の数学者。20世紀科学史における最重要人物の一人。数学・物理学・工学・計算機科学
経済学・気象学・心理学・政治学に影響を与えた。第二次世界大戦中の原子爆弾開発や、その後の核政策への関与でも知られる。
8歳の時、微分積分学をマスターした。
その驚異的な計算能力と映像記憶力、特異な思考様式、極めて広い活躍領域から「悪魔の頭脳」「火星人」
「1000分の1インチの精度で噛み合う歯車を持った完璧な機械」と評された。
圧倒的な計算能力については数々の逸話が残っている。
電話帳の適当に開いたページをさっと眺めて、番号の総和を言って遊んでいた。
ENIACとの計算勝負で勝ち、「俺の次に頭の良い奴ができた」と喜んだ。
ジョン・ナッシュ・・・甲申―絶

アメリカの「天才数学者」であると同時に経済学者、「ゲーム理論」の経済学における応用の貢献により
ノーベル経済学賞を受賞した。30代から亡くなるまで50年間「統合失調症」に苦しんだ。
ハリウッド映画「ビューティフルマインド」の主役のモデル。
≪政治家≫
孫文・・・辛卯―絶

中華民国の初代臨時大総統。日本留学の経験もあり、日本の「大アジア主義者」からの物心両面の援助で、満州族の清朝を倒した。
「知日家」の政治家。
≪将棋≫
大山康晴・・・乙酉―絶

第15世名人、永世十段・永世王位・永世棋聖・永世王将の5つの永世称号を保持。通算1433勝(歴代一位)
★さて、「絶―感覚型」の著名人はこんなところです。冬季五輪で、「絶」で活躍した人は誰でしょうか?
正解は明日の記事で、発表します。
以上