羽生結弦選手の2019年の総括と今後を予想

さて、フィギュアスケートファンの読者の皆様、若干時期遅れではありますが、「日本のフィギュアスケート界の象徴」の羽生結弦選手の、昨年2019年の実績と総括を、四柱推命で、検証してみたいと思います。
また、拙ブログでは未だ取り上げていなかった、羽生選手の最大のライバル、ネイサン・チェンとの今後、北京までの戦いも予想してみたいと思います。
羽生選手の「本調子」を判断するために、主に昨年12月に行われた
➀トリノ・グランプリファイナルでのネイサン・チェンとの直接対決。
②宇野昌磨選手と争った「全日本」
を中心に検証してみましょう。
先ず、本邦初公開のネイサン・チェンの命式から
四柱推命鑑定命式 ネイサン・チェン

1999年5月5日生まれ(20歳)
上 | 中 | 下 | 宿命星 | 蔵干 | 12運 | 吉凶星 | ||
年柱 | 己 | 卯 | 乙 | 食神 | 偏印 | 印綬 | 病 | 囚獄&白虎殺 |
月柱 | 戊 | 辰 | 戊 | 傷官 | 傷官 | 偏印 | 衰 | 寡宿 |
日柱 | 丁 | 巳 | 丙 | 劫財 | 傷官 | 帝旺 | 駅馬
孤辰 |
|
時柱 | 乙 | 巳 | 丙 | 偏印 | 劫財 | 傷官 | 帝旺 | 血刃
駅馬 孤辰 |
【子丑空亡】
宿曜経 箕宿(きしゅく)
【総合鑑定】不慮の事故、怪我や病気に遭いやすい命式。
日柱の天干は「丁(蝋燭の日、焚火の火)で、5月初旬生まれです。
丁(火)は、暑い夏の火が旬なので、月令は得ていません。
命式の構造自体は強くないです。
また、貴人星や吉星が全く無く、
- 「囚獄&白虎殺」のペアがあるので、不慮の災厄に遭いやすい。
- 時柱に1個の血刃、日柱と時柱に2個の駅馬が有るので「血刃&駅馬」のペアが2組あります。
病気や怪我に縁があります。
《印星殺の成立》
印綬が1個、偏印が3個あるので「印星殺」の成立です。
印星の行運(大運、年運、月運、日運、時運)が巡ってくると運命が暗転することがあります。
《食傷過多の成立》
食神が1個、傷官が4個あります。
病気や災厄に遭いやすいです。
《偏印倒食の「危険性」がある》
偏印は凶星で、食神を見ると「潰し」にかかります。
この現象を「偏印倒食(へんいんとうしょく)」と言います。
食神は「生命の源」なので、偏印に潰された場合、最悪死亡することもあります。
ネイサンの命式を見ると、1個の食神を「天敵」の偏印3個で既に包囲しています。
この状態で、偏印の行運(大運、年運、月運、日運、時運)が巡ってくると最悪、命を落とすこともあります。
ネイサンは、「偏印の年」「偏印の月」の大試合は苦戦するでしょう。
ちなみに、大運を見ると
30歳~40歳 乙丑―偏印―墓―大運空亡―印星殺
となっています。加えて「偏印倒食」の十年間なので、命を落とす恐れがあります。
命式中に偏財があれば「制化(せいか)」と言って、偏印の「凶作用」を抑えてくれるので、助かるのですが、彼の命式には、残念ながら偏財は有りません。
劫財が2個あります。
劫財は「財を破る」と言う意味です。
★特に、「正財」を潰します。
正財は男性にとって「正妻」を意味します。
従って、劫財の多い男性は、お金の浪費が多く、妻にDVをふるう人が多いです。
露骨な態度を現しやすい寡宿があります。
孤独の星の孤辰が2個も有ります。
★悪口ばかり言っているようですが、そうではありません。
吉星が1個も無いので、誉めようがないのです。
★強いて言えば、凶星ですが、傷官は「表現力」の源です。
私は、率直に言って、ネイサンの4回転連発や「体幹能力」は凄いと驚嘆しますが、正直言って、彼の演技の最後の高速スピンなどを見ると、高校野球の甲子園に初めて出てきたときの松坂大輔の「剛速球」の様な凄さは感じますが、演技全体を見ると羽生選手の滑りの方が「芸術点」は高いのかなと思います。
ネイサンの「性格分類」は
日柱の干支と、十二運が「丁巳―帝旺」ですから
「自信型」です。
過去記事で解説したように、「自信型」の人は、成功者は「帝王」「皇帝」ですが、落伍者は「乞食同然」で吉凶の落差が激しいです。
また、能力もないのに威張りたがる人もいますが、ネイサンは「人間のできた優等生タイプ」だと思います。
★発言では、先輩の羽生選手を「立てている」し、「空気読めない発言」して「羽生選手のファン」の怒りを買うような愚かなことはしません。
その点、2年前に「口封じ」された、カザフスタンの「朝鮮系工作員スケーター」とはそもそも頭の出来が違います。
※続きます。